東京・港区でホームパーティに最適なお料理と、そのお料理に合うテーブルコーディネートを提案する「おもてなし料理の会」を主宰する石原明子さん。教室をスタートさせてから10年が経ちました。
その間、石原さんは一貫して自宅でお客様を招くとき、いかに楽しい時間を提供できるかという観点から、テーブルコーディネートとお料理にこだわり続けています。
「食卓が楽しいと、気分もよくなりますよね。人生の中の1回1回の食事を大切にしていきたいと思っているんです。レシピ研究やお教室の準備などで私も普段忙しくしているから、お教室以外の食事をすべて作るというのはなかなか難しいもの。2品料理して、1品はデパ地下で買ってきたものということもよくあります。でもそのまま出すのではなく、ひと手間加えて出すようにしています。これだけでも、この1回の食事は十分に心を満たしてくれるものに変わるものですよ」。
パーティ前日や直前までに仕込んでおけるプロセスを生徒さんに丁寧に教え、食事中はなるべくゲストとの会話を楽しむ。お皿は使うぶんだけを用意し、高級レストランのように使わないものは出しておかない。ブイヨンなど下準備に手間がかかる場合は固形ブイヨンを使うなど、ゲストもホステスも満足するおもてなしを、料理のプロではない私たちの目線に立って提案する石原さん。そのため、生徒さんからの支持は絶大で、いまや100人ほどの希望者がお教室のキャンセル待ちをしている状態です。
「お待ちいただいている方たちには申し訳ないと思うのですが、私が目の届く範囲、生徒さんに疲れを見せず楽しみながらお教えできる規模というのが、1回6人までだなとわかっているんです。『おもてなし料理の会』はビジネスではなくて、趣味の延長でいい。生徒さんがレッスンから帰り、自宅で私のレシピを作って、それを食べた人たちが幸せを感じる。そんな、ささやかだけど大切な幸せの連鎖のお手伝いをするだけ、それでいいんです」。

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いしはらあきこ
●結婚後、23歳のころから料理教室に通い始める。習った料理でホームパーティを開くにつれ、お友達からレシピを教えてという声をたくさんもらうように。これが「おもてなし料理の会」の始まり。自分がきちんと指導できる範囲でとお教室は少人数制。常に約100人の方がキャンセル待ちをしているほどの盛況ぶり。













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