
優れたデザインには、私たちの暮らしと社会を豊かにする力がある。
単なる外見上の美を競うデザインコンペコンペと一線を画する理念を掲げ、1957 年にスタートした「グッドデザイン賞」は、G マークで知られる日本唯一の総合的デザイン評価・推奨システム。半世紀を超える歴史と伝統を誇るそんな「グッドデザイン賞」を2008 年度、アイフルホームが三菱商事や東京工業大学などと進める共同プロジェクト「RE ーEV プロジェクト」が受賞した。
RE ーEV とは「再生可能エネルギー(RE)を利用した電気自動車(EV)向けのインフラシステム」のこと。地球温暖化のリスクが高まるにつれ、世界的に注目されるのが電気自動車。電気自動車は、走行時に地球温暖化を進めるCO2 などの排気ガスを出さないクリーンな乗り物。今年夏には、三菱自動車から電気自動車「i ーMiEV」が市販されるなど、これからの自動車市場で重要な存在になると予測される。
三菱商事、東京工業大学などは、「REーEVプロジェクト」の実証実験として、同大大岡山キャンパス内に太陽光発電パネル、太陽熱発電機、充電システムを設置。すずかけ台キャンパス、田町キャンパスとの間に三菱自動車製の電気自動車「i-MiEV」の試作車を走行させている。アイフルホームのクールア
ースモデル住宅は電気自動車のユーザーの住居を想定し、太陽光発電パネルと200ボルトのコンセントを設置した。
グッドデザイン賞は、経済産業省の外郭団体である財団法人日本産業デザイン振興会が主催。見た目の善し悪しだけを競うのではなく、生活の質をより高め、社会の発展につながるデザインであるかどうかを選考の大きな基準とする。
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気自動車が普及するうえで一つの課題となるのは、充電のインフラの整備。給油ステーションでいつでもどこでもガソリンを満タンにできるガソリン車のように、電気自動車を手軽に充電するにはどうしたらいいのか。この問題の解決を目指し、太陽光、太陽熱、風力といったクリーンな再生可能エネルギーを最大限に活用しながら、電気自動車の充電インフラを作り上げるという課題に挑んでいるのが「RE ーEV プロジェクト」である。一般住宅をはじめとして、オフィス、コンビニ、給油ステーション、高速道路サービスステーションなどに充電機器を配備。さらに原子力発電などCO2 排出が少ないエネルギーを用いる割合が高い深夜電力を積極的に利用して、効率的なCO2 削減を実現する。
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アイフルホームは、電気自動車ユーザーの自宅を想定した近未来型実験住宅「クールアースモデル住宅」を東京都内に建設済み(12 ページ参照)。この住まいは、屋根の上に乗せた太陽光発電パネルで作った電気や深夜電力で、電気自動車を充電できる。車庫には200 ボルトのコンセントを追加。100 ボルトの一般家庭用コンセントと比べ、約半分の時間で電力を車にチャージできる。
2020 年には日本を走る自動車の1 〜2 割が電気自動車になるという予測もある。アイフルホームではクールアースモデル住宅を活用し、地球環境と暮らしを豊かにする住まいのデザインをこれからも真摯に追求していく予定だ。










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