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子どもが生まれて、食事に気を遣うようになったという吉浦さん。「どうも野菜が嫌いみたいで。夫も肉食だし。野菜を食べさせるには? と思っていたとき、テレビで野菜ソムリエが紹介されてました。生活に役立つなら頑張ってみようかな」
野菜ソムリエは、野菜と果物に関する知識を持ち、生活者においしさや楽しさを伝え、ヘルシーで豊かな食生活の実現に貢献する専門家です。
「私も子どもに野菜を食べて欲しいと思ったのがきっかけでした。最初は、無駄にはならないからと軽い気持ちでした。でも勉強していくと、興味が湧いてきて、気がつけば資格もランクアップ(野菜ソムリエ資格は3段階)、それが仕事につながったのは思いがけないことでした」と、ふたりの子どもを持ち、レシピ開発や講習会など積極的に活動を続ける野菜ソムリエの立原瑞穂さん。
「正直いうと、小さな子どもを抱えての受講は大変でした。でもライフスタイルに合わせて受講日時が選べるので、主婦やOL の方が大勢いらっしゃいます。もちろん周りの協力も続けられた理由です。そして不思議と、料理も育児も上手に手抜きをしながら、時間を有効に使えるようになりました。今朝の朝食は、市販のダシを使った野菜のおでん。野菜を煮込んでいる間に、身支度を整えたり洗濯物を干したりしてました。忙しいときは、できあいの総菜も買いますが、パックのまま出すことはせず、お皿にレタスをひいたりトマトを添えたりと、ほんのひと手間加えるだけで豪華になります。また嫌いな野菜は、原形がわからぬように、小さく刻んで隠す調理をしがちですが、それでは子どもは食べたという意識を持たないんですね。だから、ナスなら縦に切って、カリカリに揚げる。キャベツは千切りではなくクシ切りでディップをつける。

煮込んだりして、グニャグニャの食感が嫌いな子どもが多いので、歯触りと野菜の形が残るよう調理します。意外とすんなり食べられて、それが子どもの自信につながっていきます」
上手な手抜きメニューや嫌いな野菜の克服法など工夫を重ね、日々子どもからの発見が楽しいという立原さんは、文化やしつけなど成長段階に応じて、食全体をみていくジュニア食育マイスターの資格も取得。「たとえば、なぜ"いただきます"というのか?それは魚も肉も野菜も、食べ物は生きていて、その命をありがたくいただく。"ごちそうさま"は、いろんな人が走り回って苦労して集めた感謝をねぎらう。普段なにげなくやり過ごしていることのきちんとした意味を知る。それを見つける手助けが役割のひとつです」生きていくうえで欠かせない食。生活にメリハリがつくし無駄にはならない勉強だから、どんどん挑戦して家族と自身の健康を気遣って!

立原瑞穂さん● 野菜ソムリエ、ジュニア食育マイスター、栄養士など
の資格を持ち、『ポッカ』の商品開発や食育講座などで活躍中。ブログ
http://oixi.jp/mama-cook
日本ベジタブル&フルーツマイスター協会
http://www.vege-fru.com
















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