ナオ・ハート

「やりたいようにやりなさい」という母の言葉で肩の力がぬけるんです。

ピアノを始めた3歳の頃。母がピアノを教えていたこともあり、自然と習い始めました。子供時代は育った環境が自然いっぱいで、昆虫採集や魚釣りをしたりと、かなりやんちゃな女の子でした。

皆さんは、子供の頃に苦手なことを必死で克服したという経験はありますか?
まもなく全国公開の映画「チェスト!」は、まさに泳げない男の子が遠泳大会にチャレンジして、苦難と葛藤を乗り越えるグローイングアップストーリーです。私はその主人公の男の子が通う小学校の女先生を演じて、音楽も担当しています。子供たちの憧れの先生。それを意識して教壇に立つものの、これがなかなか難しい...。子供たちを先導する先生やお母さんって大変だなぁと痛感しました。
そして自分の子供の頃を振り返ってみると、私も3歳から習っていたピアノをやめたいと思った時期があったんです。練習のために辛かったり我慢しながら弾くピアノがつまらなくなり、中学3年のとき、ついに母に「やめたい」と告げたのです。ところが母はあっさり「やめちゃえば」と。予想外の言葉に、かえって私は奮起してしまい、結局はピアノを続けました。続けるうちに、自己表現として弾く事の楽しさや、また鑑賞してくださる方との一体感の素晴らしさを知って、本当にピアノが好きだと思えるようになったんです。

いまでも時折、母に仕事についての相談や迷いを打ち明けるのですが、返ってくるのは「奈緒のやりたいように、やりなさい」という、一瞬、投げやりともとれる言葉。でも、そう言われると、不思議と肩の力が抜けて、自分の思った通りにしていいんだと、気が楽になるんです。実は、母親が娘に言うには、とても愛情に満ちた、包容力のある言葉なのかもしれません。
今回、私が『チェスト!』の曲作りで、テーマにしたのは「温かみ」です。映画に描かれている、子供たちの友情や周囲の人々の思いやり、家族の絆...。そうした、人の人との温かみを伝える、包容力の感じられる音楽にしたいと思いました。自然豊かな鹿児島の空気や、子供たちの微妙な表情を思い浮かべながら、滞在先のホテルにも入れてもらったピアノで、何度も練り直して...。我ながら渾身の作品です。

「新宿バルト9」「梅田ブルク7」など、全国で続々「チェスト!」旋風拡大中です。

映画「チェスト!」公開中

「チェスト!」とは鹿児島地方で、気合いを入れるときの「ガンバレ!」という意味のかけ声を意味します。カナヅチの主人公・隼人は、遠泳大会に強制参加にさせられることに。そんな中、思いも寄らない事件が発生して...。隼人が通う6年2組の担当教師で、学校のマドンナを演じるのが松下奈緒。主題歌「流れる雲よりもはやく」など音楽も担当します。感動的な生徒たちとの合奏のシーンに、こうご期待!

http://chesuto.com/

映画「砂時計」公開中

愛おしい過去も
悲しい過去も
12年の時を経て――
過去はいつか未来になる。

【イントロダクション】
杏・大悟・椎香・藤、幼なじみ四人の十数年に渡る初恋の行方を描いた大ヒットコミックス『砂時計』(小学館ベツコミフラワーコミックス刊)。シリーズ累計700万部を突破した芦原妃名子によるこの原作コミックスが、2007年のテレビドラマ化(TBS)を経て、いよいよスクリーンに登場します。今回の映画化では、ドラマとは異なる新たな傑作の誕生を目指し、キャスト・スタッフを一新。主人公・杏には、『未来予想図 ?ア・イ・シ・テ・ルのサイン?』(07年)が大ヒット、女優そしてピアニストとしても活躍の目覚しい、松下奈緒。そして杏の中高生時代は『天然コケッコー』(07年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、現在10代で最も輝く女優のひとり、夏帆が演じます。杏の幼なじみであり運命の恋人となる大悟役には、「パッチギ LOVE&PEACE」(07年)の熱演が記憶に新しい井坂俊哉と、ドラマ・映画に進境著しい池松壮亮(中高生時代)。脚本・監督を手掛けるのは『県庁の星』『春の雪』(ともに脚本)の佐藤信介。そして、映画の主題歌を2006年のデビュー以来、瑞々しいサウンドで人気急上昇中の「いきものがかり」が担当します。

【ストーリー】
14歳の水瀬杏(夏帆)は、母・美和子(戸田菜穂)と父・正弘(風間トオル)の離婚により母の実家・島根県に東京から移り住むことになった。
当初は田舎独特の雰囲気と祖母・美佐代(藤村志保)に馴染めなかった杏だったが、近所に住む同い年の大悟(池松壮亮)や藤(塚田健太)、藤の妹・椎香(岡本杏理)たちと出会い、少しずつ自分の居場所を見つけることができた。そんな中、人生に疲れ果ててしまった母・美和子が杏を残して自殺してしまう。悲しみと後悔に暮れる杏を大吾は「おれが、ずっと一緒におっちゃるけん」と力強く抱きしめるのだった...。
あれから12年。様々な出来事を経て、26歳になった杏(松下奈緒)は婚約者の佐倉(高杉瑞穂)と東京で暮らしていた。そして、同窓会に出席するため、数年ぶりにあの懐かしい故郷を訪れるのだった。初恋の人・大悟(井坂俊哉)が住む島根に...。

http://www.sunadokei-movie.jp

松下奈緒さんのコラムはママDo!本誌で詳しくご紹介しています。

  • お近くの住宅展示場を検索
  • ママDo! 無料配布&メルマガのお申込み